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生活便利情報館

普段の生活を、もう一歩快適で便利にするワンポイント! いろいろメモしていますので、どうぞご参考に ( ^ー^)

 

心理学・詐欺

「騙される」とは?

人はどんな時に「騙された」と感じるのでしょうか。 それは、

  • 相手の話を真実だと信じていたが、
  • 何かしらの金銭的、心理的損害を受けた後に、
  • その話がうそだとわかった

という一連の流れを経たときです。

「騙されない」ためのポイント

騙されないための大きなポイントは、「嘘を事前に見抜く・気づく」ことです。
最初から相手の話が「真実でない」ことが分かっていれば、騙されることはありません。
根本となるダマされの原因をつぶしておこう、という考え方です。

相手のウソを見抜くためには、こちらも「情報武装」しておくことが重要です。 具体的には、

  • 事前にたくさんの情報を仕入れておく
  • さまざまな人の意見に触れる
  • 質の良い情報(真実に近い情報)にたくさん触れる

等の活動を意識的に行うことです。 こうすることで、物事の善し悪し、損得の感覚を身につけてることができ、さまざまな角度から物事を分析できる視野を養うことができます。
結果として、ウソを見抜く力も身につけられるのです。

「知ることが最大の防御」と例えられることがありますが、「知っていること」はやはり騙されないための大きなポイントです。

騙されやすい性格タイプ

満足感のない人、欲望の強い人

毎日あたり前に起こっていることや、日々の暮らしに満足感のない人は、より理想的な状況や物事を求め続けます。
欲望の強い人も、より良い条件を求め、おいしい状況に達したいと強く望んでいます。
こういった人々は、ウマイ話に騙されやすい傾向があります。

逆に、毎日の暮らしに満足したり、 何気ない日常の物事に対してありがたいことと感じている人、感謝の気持ちを持っている人は、ウマイ話にも乗りにくいような傾向があります。
満足度を低くすること(ある程度のレベルで十分と判断したり満足できること)が、ダマされないための一つの要素でもあります。

お人好しタイプ

自分を犠牲にしてでも、他人のために貢献したい、と強く考えている人です。
詐欺行為者が、情に訴えてくるようなやり方で責められると、断りにくくなって、自分にとってマイナスな要件をやむなく受け入れがちになるかもしれません。

人のために尽くすという考え方は素晴らしいものなのですが、悪人もそれを利用しようとたくらんでくることがあるので、そこには注意をしたほうが良いでしょう。

自ら学ばない人、確認できない人

何もかも他人任せで、自分で物事を判断できない人も、騙されやすい傾向があります。
相手が口にするウマイ話を、まんまと信じ込んでしまうことがあるからです。

騙されるとは、「真実でないことを真実であると錯覚してしまうこと」です。
相手の話が真実であるかどうかを、事前に判断できなければ、騙されてしまいます。

相手の話が真実であるかどうかを的確に判断するためにも、様々な情報に触れる機会を持ち、自ら学習する体質を身につけるのも、騙されないための重要な要素です。
質の高い情報(より真実に近い情報、真実そのものの情報)に触れる機会が多ければ、相手の話に対しても適切に損得勘定が働きます。

事前準備ができない人、あせりやすい人

事前準備を的確に行える人は、自分が不利になる状況そのものを作らないように、日々行動することができます。
逆に事前準備を行わず、何か問題が起こってからあせって対応しがちな人は、騙されやすいかもしれません。

思いがけず不利な状況に陥った人に、詐欺師はウマイ話を持ちかけることが多いです。
「あなたの状況は、●●●することで改善します。しかし、そのためには×××が必要なのですが・・・」
こんな感じで、若干不利な条件付きではありますが、困った状況を解決してくれる条件を出してきたりします。

ちょっと不利な条件だけど、今の困った状況を打開するためには仕方ない、などと思ってその話に乗ってしまうと、詐欺師の思うつぼ。
困った状況に陥った人は、さらに悪い条件をのまざるをえないような状況になりがちです。悪い状況が連鎖的に続くこともありますから、不利な状況に陥らないよう、 事前にいろいろ備えができることが騙されないための一つのポイントになります。

詐欺問題への対策

詐欺問題は、昔からあるものであり、今後も継続して詐欺被害は出続けると思われます。
なぜなら、騙される人がなくならないからです。

過去、大小問わず何度も詐欺事件が発生しています。手を変え品を変え繰り返されていますが、それらの詐欺事件の多くに共通する点があります。

  • だまされた人に、経済的知識がなかったり、持っている金銭感覚が不十分なものであった。
  • だまされた人は、過去にどのような詐欺事件があったかをニュースなどで十分把握しておらず、そのため対策、防止策を考える機会がなかった。
  • だます人は、過去繰り返して詐欺行為をしており、かつ詐欺の成功体験を持っていた。

詐欺から身を守るために知っておくべきことはたくさんあります。
これらについて、まず、被害者側の視点で見てみます。

詐欺の被害者として、独居老人が狙われる傾向があります。誰にも相談できない、または相談する相手が詐欺師しかいないという、独居老人に多い事情もあるようです。
お年寄りに限った話ではありませんが、孤立しがちな人が狙われやすいです。
また、新聞を読むなどして、社会問題に関心を持たないと、過去の詐欺問題を把握できませんし、その対策について考える機会も持てません。
だまされる人がいなくならない限りは、詐欺事件はなくならないのです。

次に、詐欺をはたらく側の視点で見てみます。
詐欺主犯格は、過去何度も詐欺事件を繰り返していることが多いです。過去に大きな詐欺事件で逮捕された主犯格の過去の経歴を見てみると、何度も同じような詐欺グループを組織している傾向があります。
詐欺事件で逮捕されて刑務所入りになっても、数年〜十数年で出所します。出所後、再び似たような詐欺行為を繰り返す傾向もあります。
簡単に人をだませることを十分理解してしまっているため、詐欺を繰り返すようです。

先日「円天詐欺」で話題になったL&Gの代表も、相変わらず「円天は決して減らないすばらしい通貨だ」という持論を自身のブログに書き続けています。大半の人が冷ややかに見ていることでしょうが、やはり一部、こういった内容に共感、感銘を受ける人がいるのでしょう。

われわれは、詐欺から身を守るため、十分な知識を持ち、防衛する必要があります。
まず、おいしい話は疑ってかかるのが基本です。
年利10%を超えるようなおいしい話は、疑ってかかるべきです。
そんないい話が本当にあれば、人に勧めるより、自分がその恩恵を受けるのがよほど合理的です。
本当においしい話であれば、大金を持っている金融機関がまず飛びついているはずです。

また、詐欺かなと思ったら、その会社の社長の経歴を調べてみましょう。
社長の経歴がなかったり、直近しか書かれていないのは要注意。大学卒業後、現在までの経歴がしっかり書かれているかを確認しましょう。
書かれてなければ、2ちゃんねるを含めて徹底的に調べてみましょう。

会社のオフィスが頻繁に変わっている会社も要注意です。会社の登記簿を確認すればすぐにわかりますが、一般の人はなかなかこの確認までは行わないです。会社所在地がレンタルオフィスばかり、また頻繁に代表や住所が変わっているなどの場合は要注意。何かから逃げていたり、隠し事が多い会社だということです。

国民生活センターのホームページも、定期的にチェックしましょう。さまざまな要注意商法についての報告があります。
最新情報をメールマガジンで配信する仕組みもあります。
http://www.kokusen.go.jp/news/news.html

ただし、国民生活センターのホームページに掲示される内容は、被害者が多くなってきた頃に掲示されます。
第1の被害者にならないためには、やはり自分自身で詐欺に関する情報を集め、対策法をしっかり確立しておきましょう。

さまざまな心理的効果

ここでは、さまざまな心理的効果について述べます。
ここで述べる心理効果を活用すれば、商品の売り上げを伸ばせるなどのメリットをもたらすこともありますが、詐欺師にとっても悪用する価値があるケースも多々あります。

ハロー効果(ハローエフェクト、光背効果)

物事を実体よりも大きく見せること、これがハロー効果と呼ばれるものです。
「ハロー」には、太陽や月の光の笠という意味があります。光の笠があることで、太陽が実際よりも大きく見えるように感じます。「光背」とは、お釈迦様の背中にある光の輪のことで、「後光」ともいわれるものです。

なんとなく、意味がわかってきたでしょうか。いくつか例をあげましょう。

「芸能事務所に所属している●●です。テレビで有名な▲▲▲さんも所属している事務所なのですが、今モデルを募集しています。あなたも、モデルになってみませんか?」

モデルの募集をしているだけなら、「芸能事務所に所属している」とか「有名人も所属してる」などという必要はありません。このように言うことで、「あなたも大物になれますよ」というニュアンスが生まれ、将来モデルになってこういった有名人になれるかもしれないと、相手に想像させる効果が生まれます。

「●●大学(有名な大学名)出身の▲▲▲です。よろしくお願いします。」

学歴社会において通用するハロー効果です。「有名な大学出身→人物として優れている」という心理的印象を相手に与える効果があります。しかしながら、「有名な大学出身→人物として優れている」という考えは、果たしてどれほど正しいのでしょうか?

新商品のCMで、有名人を起用し、その有名人と商品を関連付ける。
(例:新商品のジュースをその有名人がおいしそうに飲んだりするシーンを放送する)

人気のある有名人を起用することで、その商品のイメージをアップさせようという戦略です。
よく考えればわかりますが、その商品と有名人との間には、何の関係もありません。
その新商品が優れているかどうかは、過去の商品と比較したり、実際に食してみなければわからないことです。

「女優●●さん愛用!」 「医学博士▲▲氏も大絶賛!!」

広告にこのような文句が並んでいるのも、よく目にします。
誰もが知っている有名人や、権威ある人、信頼している人などが推薦していると、それだけで説得力があるように感じてしまうのも、光背効果です。
しかし中にはこれを悪用し、許諾がないにもかかわらず勝手に著名人の名前を出しているケースもあります。また、その著名人自身も宣伝元からお金を得ていて、実は本心でない情報を発している場合もあります。

スリーパー効果

長時間言い伝えられていることに対しては、その内容をしだいに受け入れていってしまう心理効果のことです。
情報源の信ぴょう性や、発信者が誰なのかにかかわらず、次第に受け入れてしまう効果です。

先祖代々伝えられていること、何十年何百年も語り継がれていることなどに、なんとなく説得力を感じるのも、この効果の一つです。
雑誌やテレビで何度か見かけたお店やスポットに関心がわくのも、この効果の一例です。

ウソも語り継がれれば真実になる、という言葉で例えられることもあります。
悪いことをしていないにもかかわらず「お前が犯人だ!」と、 言われ続けると、なんだか罪悪感を感じ始めるのも、この効果でしょうか・・・。

ドア・イン・ザ・フェイス (門前払い)

最初に、相手が断りそうな悪条件を提示し、いったん相手に断らせます。
そしてそのあとに、より緩い条件を提示し、相手の承諾を得やすくする手法です。

相手:どうですか?新聞を1年間の年間契約でとっていただけませんか?
あなた:新聞の年間契約なんて、別にいらないわ。
相手:より市民のみなさまのためと、今月から紙面をリニューアルしたんです。他紙に負けない記事づくりに励んでおります。この機会に、ぜひいかがでしょうか・・・
あなた:う〜ん、そこまで言うほど、新聞が欲しいわけでもないし・・・
相手:そうですか・・・。それなら、お試しの意味も込めまして、たった2カ月だけでも構いませんよ。短期間でもかまいませんので、ぜひご一読いただけませんか!?
あなた:そうねえ。2カ月なら・・・

最初に断らせることによって、相手に「借り」の意識を持たせることができます。
その状態で次の条件、しかもより不都合度の弱い条件(しかしながら相手にとっては多少の悪条件ではある)を提示することで、相手は負い目を感じ、やむなくそれを承諾せざるをえないような心理状況に持っていく効果を狙っています。

あとから提示する条件が実は本来の交渉要件であり、成約率を高めるために、わざと事前に断られそうな条件を提示する、といった営業テクニックとしても使われることがあります。

ドア・イン・ザ・フェイスは、デートのお誘いテクニックとしても有名ですね。

男:どうかな。来週末に一緒にドライブにでも出かけない?
女:そ、その日はちょっと予定があって・・・ゴメンナサイ。(い、いきなりドライブなんて・・・)
男:それなら、夕食ご一緒にどうかな?1時間くらいあれば大丈夫なんだけど〜。
女:そうねえ。お食事だけなら・・・。

ロー・ボール・テクニック (釣り球)

最初に相手が望む条件を提示して約束を取り付けた後で、相手にとって若干悪い条件を受け入れるよう提案する手法です。

4日後まで仕上げてほしいと、依頼が舞い込む。
条件面を考慮し、その依頼を 受け入れる。

しかし、のちになってから「急で申し訳ないのだけれど、仕上がりを1日早めて、3日で仕上げてほしい」と条件提示される。

一度約束してしまったことは、少しくらいい条件が悪くなったからといって、断れないものです。
そういった心理を利用し、相手が受け入れやすい条件をのませてから、あとになってやや強引な形で悪条件を受け入れさせる、という場合にこのような手段が用いられるケースがあります。
上の例でいえば、最初から3日で仕上げてほしいというのが前提条件であるにもかかわらず、わざと最初に緩い条件で約束させておくのです。

段階的に条件を引き上げていくやり方も、ロー・ボール・テクニックの一例と言えるでしょう。

系列内位置効果 / 初頭効果 / 新近効果

ある複数の項目を提示した時に、項目の位置(1番目、2番目、最後、など)によって、記憶に残りやすかったり残りにくかったりすること。

なかでも、最初の印象が強く残ることを初頭効果、最後の印象が強く残ることを新近効果といいます。
身近な例で例えると、

たくさん人がいる中で、最初または最後に自己紹介した人のことは、記憶に残りやすい。

英単語の勉強など、何かを暗記するとき、重要度の高いものを最初と最後に覚える努力をする。

メリットは最初と最後に強調し、デメリットはその間に挟み込む。
(営業活動や、詐欺の誘いで共通してみられる。)

誤前提暗示

本来は複数の可能性、選択肢があるにもかかわらず、限られた選択肢のみを提示することで、その限られた選択肢しかないような前提を相手に思い込ませること。

店員:本日のお勧めメニューは、●●●と▲▲▲がございますが、ぜひいかがでしょうか?
客:(その二つを比較した後)じゃあ、 ●●●をお願いします。

店のメニューは本来たくさんあるはずですが、お店側はお客に売りたいメニュー(利益率の高いメニューなど)をとっさに提示し、無意識のうちに客にそれらの中からメニューを選ばせたい場合に、この手法が使われることがあります。

●●●したのって、6日と7日の、どちらだったかしら?
あなた、覚えてない?

と尋ねられると、出来事●●●が起こった日付が、無意識のうちに6日と7日のいずれかの日程で発生したのだと暗黙的に限定してしまいがちになります。浮気調査で用いられることもあるとか・・・。

相手から選択しを限定されるかのような質問をされたときは、ほかの選択肢や可能性がないかを見つけられる心の余裕をもっておけば、相手の都合のいいように誘導されずに済みます。

同調行動

自分がどう思っているか(何をしたいか)ということよりも、自分以外の多数の人がどう思っているか(何をしているか)ということに大きく影響を受けること。
他人と同じことをしないと不安になる、そういった心理のこと。

●●●さんも、この商品をお使いですよ。
(近所の人の名前、あなたの知人の名前を出して、商品を勧める)

自分の知人が同じことをしている、同じものを買っていることがわかると、その商品に対して安心感を感じたり、メリットがあるかのように感じやすいのも、「同調行動」のひとつです。
このような話をセールスマンなどから聞かされた場合、一度冷静になって、名前を挙げられた知人に確認してみましょう。売り込みに来た者よりも、使っている本人から直接話を聞いたほうが、より真実味を感じられます。
また、セールスマンが勝手に知人名前を挙げただけであって、実際には知人はその商品を使っていないことも考えられますので、騙されないためにも本人に確認してみるほうがよいでしょう。
「本人に事実を確認しないため騙される」というのは、振り込め詐欺にも見られることですね。

誰もお客のいないさびれたお店(コンビニやレストランなど)に入るをのためらうが、
多くの客が入っているお店なら、足を運びやすくなる。

客がいないお店は、何か問題を抱えているのかもしれない、と無意識に感じてしまうかもしれません。
でも、もしかしたら「開店時間の直後」であるなど、何らかの別の事情でお客さんが少ないのかもしれません。
そもそも、お店が悪いのかどうかは、実際にそのお店でサービスを受けてみなければわかりません。
事実を確認せず、イメージだけでよしあしを判断してしまう心理とも言えるでしょう。

こういった心理を利用して、お店では次のような戦略を考えていることがあります。

  • あるレストランでは、外から見える窓側の席から客を座らせる。
  • あるコンビニでは、窓側に人が立ち並ぶよう、本売り場を窓側に設置する。
  • あるデパートでは、エスカレーター前でワゴンセールを展開し、多くのお客でごった返す状況を作る。

ある会議で、圧倒的多数の人が議題に賛成(または反対)してが、自分自身はその議題には反対(または賛成)である。
しかし、こういう状況下ではなかなか自分の主張を宣言できず、それとなく多数派のほうにあわせるように、さりげなく意見を変えてしまう。

こういう場面、あなたも経験ありませんか?
あなたの意見が少数派であっても、もしかしたらそれが会社のため、社会のため、家族のためになるかもしれません。

バンドワゴン効果

多数の人が行っている行動に関心を持ったり、複数の選択肢がある時に多数の人が選択したもののほうに自分自身の関心が寄せられていくこと。
他人の行動を見て、それを真似ようとする心理のこと。

避難する時、多くの人が進む方向に出口があると判断する。
(実際には、そちらの方向に出口があるかどうかはわからない)

このような行動をとるのは、「他人の行動に従えば安心できる」という心理がはたらくからです。
他人と異なる行動をすると、それは誤りなのかもしれない、という不安がそうさせるのかもしれません。

いつも人でにぎわっているお店の料理は、おいしそうに思える。

多くの人でにぎわうお店には、きっとだれもがおいしいと思う料理がある、と判断してしまいがちです。
本当にそうなのかは、自分で確かめないと分からないですけれどね。
また、こういった人の心理を利用して、いわゆるサクラを用意して演出する営業手法もあります。

擬似体験

試食、試着、無料体験などを経験すること。
その結果無意識のうちにその商品の利点が意識されることことがある。

ただでサービスしてくれたという気持ちがきっかけとなり、次もその商品を選択する心理効果が期待できる。
また、同じものを続けて利用することに対して、人は安心感を感じるため、他と同じようなものであれば疑似体験で接した商品を再度選ぶ傾向もある。

「無料」で借りを作られる

無料でモノをもらったりサービスを受けたりすると、無意識のうちにも「親切にされた」と感じる傾向があります。心理的な負い目を感じることにより、次に相手から要求があった時に、それを断りにくい雰囲気になってしまうことがあります。

試食、試着、無料体験などによっても、その心理が働く場合があります。
そのあとにセールストークを投げかけられると、ついつい承諾してしまうことも。

こういった無料のサービスをなぜやっているのだろう?って疑問に思われたことがあるかとは思いますが、このような心理効果も相手は期待しているのかもしれません。

新しいもの=質の良いもの?価値あるもの?

ある洗剤のパッケージが新しくなったのを目にしたとき、より汚れが落ちる印象をうけたことがありませんか?
商品がリニューアルされたのではなくて、パッケージがリニューアルされたにもかかわらず、中身までよりいいものにリニューアルされたかのような錯覚に陥りがちです。
商品がよりいいものになったのかどうかを知りたいなら、成分表で確認したり、第三者による評価結果のほうを参考にすべきです。もちろん、実際に使って比較してみれば、自身の体験で判断できるでしょう。

新しい服を身にまとった時も、その人に対して素敵な印象を持つことがあります。
これも、同じ効果と考えられます。

中古商品は、新品商品よりも価値が劣る。これは本当にそうでしょうか?

  • 中古本は、新品本と比較して、価値が小さいものでしょうか?
    紙のきれいさは違うかもしれませんが、書かれている文字や筆者の考え方など、書籍の内容自体に差はないですね。
  • 中古のゲームソフトや家電製品なら、どうでしょうか?
  • 新築住宅と中古住宅とで、どれくらい価値の差があるのでしょうか?
    住宅の価値の差と、価格の差、本当に釣り合いがとれているでしょうか?

単純接触の原理

同じ人に何度も接する機会があればある程、その人をより身近に感じたり、その人の長所を感じやすくなること。人ではなく商品に対しても、同じことが言える。

たとえば、次のような場合。

ある同一日程に、AさんとBさんから食事の誘いを受けた。
どちらか一方としか、その日食事をすることができない。

このとき、AさんとBさんとで、より接する機会の多いほうと食事をしたいと感じることが多いでしょう。

営業担当者が客先を何度も訪問するのも、この原理を利用したものです。
商品を多くの人に買ってもらいたい場合に、同じCMや紙面広告をたくさん露出させるのも、この原理を利用したものですね。

似た者同士で感じる親密さ

同じ名前、同じ出身地、同じ趣味など、共通点があることによって親密感が湧くこと。

些細なことであっても共通点に対して親密さを感じるのは、孤独を回避したり、相手と仲良くなりたいという心理が働くからと考えられています。

カリギュラ効果

「●●するな」などのように、禁止されていたり断られていることに対して、逆に興味を持ってしまうこと。

「覗くな!」という張り紙があったら、何があるのか気になってついつい穴をのぞいてしまう。

さりげなくあいている穴だったら特に気にはならないものの、「覗くな!」などと強調されてしまうと、より興味を持ってしまいます。

当サイトは、高校生以下の方はご利用いただけません。

飲酒、喫煙は20歳から。

このような制約が掲げられている場合、年齢を偽ってでもすぐに体験してみたいという欲求が生まれてしまいます。単に制限の文句を入れるだけでは、あまり抑止効果は期待できないかもしれません。

会員限定!会員の方のみご利用いただけます。

マル秘特典袋とじ!!貴重な情報がこの奥に!!
(書籍の購入者しか、袋とじになっている中を閲覧できない仕組み)

一見さんお断り!

営業手法としても、このカリギュラ効果は利用されています。
テレビ番組で、CM前に変に期待をあおったり、映像の一部をモザイクで隠したりするのも、この効果を利用したものと考えられます。

接種理論

都合の悪い話など、欠点を先に提示されることによって、その欠点に対してやや寛容な感情をもってしまうこと(免疫ができる)。「接種」は、予防接種の意味である。

この商品には、●●ができないという欠点があります。
しかし、それを払しょくするような、便利な機能もたくさんあります。それは・・・(と続く)

最初に欠点を教えてもらうと、相手が正直な人であるかのような印象を持つことがあります。
それゆえ、相手の言うことを信じてしまいがちになります。

あらかじめ欠点を相手に受け入れさせたり、クレームを減らす目的で、この理論のようにデメリットを先に提示する営業戦略もあります。

物事には多くの場合、利点もあれば欠点もあります。
欠点は欠点で、きちんと評価することも大切です。

見方を変えれば、利点も欠点も包み隠さず話すことが、信頼を勝ち取る良い方法であるとも言えます。

ああ、やっぱり失敗してしまったか・・・。
でも、予想していた通りだったなあ・・・。

こんな心理状況になったことはありませんか?
失敗をあらかじめ予想しておくと、心理的ショックはそれほど大きく受けることがありません。
しかしながら、自分の欠点に免疫ができてしまってそれをあたりまえだと考えてしまと、自身の欠点を克服できなくなってしまうことも・・・。

一部の真実が、全体の真実へ

ある一部分が真実であれば、それに関連する他の部分も真実であるかのように感じることがあります。

占いの結果が、当たっているように感じる。

占い欄には、様々なことが書かれていますね。
性格、金運、恋愛運、ラッキーカラー、将来起こりそうな出来事など、占いの結果には実に多くの要素が盛り込まれています。
それだけたくさんのことが書かれていれば、一つや二つは思い当たることはあるでしょう。
しかし、その少数の「共感」によって、他の部分に対してまで「共感」してしまうことがあります。

少額の借金を繰り返す相手に高額のお金を貸したが、いつまでたっても返してくれない。

少額の借金を何度も繰り返したが、きちんと毎回返済してくれた人がいます。
その人なら、高額のお金を貸したとしても、きちんと返してくれるだろう・・・
と思いこんでしまいがちです。コツコツと信頼関係を気付いておいて、ここぞという時にだましをかける、こういう詐欺師のテクニックも存在します。
信頼していたのは相手のごく一部分だった、ということもありますから、十分注意してください。

恐怖心を与えることが逆効果になることも

人を説得させるときに、相手に過度の恐怖感や不快感を与えると、説得の効果が薄れる場合があります。

たとえば交通事故の危険性を相手に伝える場合、「大けがをした痛々しい人の写真や映像」を見せた場合と見せなかった場合を比較した時、そういった映像を見せないほうが事故の危険性を理解してもらいやすい場合があります。

同様に、たばこの危険性を伝える場合も、異常なまでになった肺の写真を見せることが、逆効果になる場合があります。

これは、過度に恐怖心や不快感を与えてしまった場合、危険性を理解することよりも、不快感をもたらした情報そのものを忘れようとする気持ちのほうが強く働くためです。
危険性を伝えるときは、ややソフトな内容で説明するようにしたほうが効果的な場合もあります。

きちんとした服装、外見

よく言われることであるが、きちんとした服装をした人は、信頼できる人だと感じやすいです。
中身も重要なのだが、最初に相手に与える心理インパクトは、外見のほうが強いものです。

そういう点を理解している詐欺師は、もちろん身なりをきちんと整えたうえで接してきます。
外見にとらわれず、話の内容をしっかり理解し、物事の善悪は外見とはきちんと切り離して考えるようにしましょう。

言うまでもないことですが、相手に好印象を与えたいなら、日々身なりはきちんと整えるようにしましょう。

2種類の不安

人が感じる「不安」には2種類ある。

ひとつは、嫌なこと、恐ろしいことが目前に迫っているが、それを避けられないために感じる不安。
もうひとつは、嫌なこと恐ろしいことが起こるかもしれない、という未知に対する不安。

相手の不安を解消してあげるときには、このどちらのパターンかを把握した上で、アドバイスをしてあげることが大切。

前者の目前に迫る物事に対する不安であれば、それをどのように乗り越えるか、また自分がこうむるダメージをいかに小さくするか、といった観点でアドバイスをするのがよい。
未知に対する不安であれば、できるだけ未来を見通せるよう知識を補充したり、不安を回避できる方法をアドバイスするのがよい。

 


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