ITエンジニア向け 情報館  
   

 

開発業務の効率化

開発の効率化

業務の共通化を重視

メンバー間での重複業務を省くことができる。
ある一つの複雑な業務を、複数人で時間をかけて行うのは無駄。
設計やプログラミング、テストにおいても同じ。重複を省き、合理的にメンバーが動けるようスケジューリングを行う。
エンジニア共通の開発方針の策定。

その他

お客のニーズにこたえる業務設計、システム開発。
論理設計と、物理設計をともに重視。プログラム開発を無責任に外注することはしない。
自身のスキルアップはもちろん、チームのスキルアップ(他のエンジニアのスキルアップ)を支援する姿勢でのぞむ。

組織の改善活動

現場力向上のポイント

現場力を向上させるためのポイントは、次の通り。

  1. 現場が自ら問題を発見できること。その能力が高いこと。
  2. 一部の人の能力だけが高いのではなく、現場関係者全員の能力を高め、組織としての能力を高めていること。
  3. 何かでトップを目指そうと努力していること。目標を設定し、目標を達成するよう活動していること。

これらのポイントを日々実践している現場は、優秀な組織、強い組織になり得る。
「改善」「改良」の意識が高い状態であれば、現場も強くなれる。

問題発見能力の高い組織の特徴

  1. 組織として「改善」「改良」に意識が向いている。
  2. さまざまな状況を「見える化」し、容易に問題点を把握できる仕組みを作っている

改善活動に必要なスキル

手順を踏んで改善活動を進めるスキル

改善テーマの設定、問題の明確化、問題の原因分析、問題への対策の立案、効果測定などの一連の手順を理解する。さらに、周りの人を納得させる説明を行うなどの工夫をする。

業務の無駄を見える化し、無駄を取り除くスキル

「無駄」があることを他人が見ても理解できるよう客観的に示す。
無駄を除去したこと、効率化されたこと、付加価値が生まれたことも見える化する。

メンバーを改善活動に協力させるスキル

メンバーひとりひとりが改善の意識を持たなければ、組織的な改善は行えない。
メンバーの積極性を引き出すための心構えや方法論が必要になる。

IT開発現場でよくある5つの無駄

開発現場で以下のような無駄があれば、改善の余地があると言える。

  1. 停滞の無駄
    モノ、情報、作業が停滞し、メンバーが手持無沙汰になってしまう無駄。
  2. ミスの無駄
    ミスを修正する時間、必要以上の検査の時間を要してしまう無駄。
  3. 仕事そのものの無駄
    本来必要のないドキュメントづくりや開発作業、過剰品質にするために要する作業の無駄。
  4. 探す無駄
    ドキュメントや過去の記録、データを探す時間の無駄。
  5. 移動の無駄
    物資を運搬したり、人が移動したりする無駄。

ソフトウェアの再利用性

なぜソフトウェアの部品化、再利用かは進まないのかの記事にも記載がありますが、「多くの人に使ってもらえるソフトウェア部品」どのように作っていくのかというノウハウを、きちんと持っているかどうかが重要ですね。