キャリアアップ
キャリアアップに必要な姿勢・活動
自らチャンスを作る
- やってみたいこと、挑戦したいことを模索する
- やってみたい仕事があれば、「その仕事をさせてください」と、自ら申し出る
- たとえやりたい仕事がそこになくとも、現在の環境下でその仕事を「疑似体験」する。
(今そこになくても、あるつもりでやる。あると仮定して行動してみる)
- ひょっこりやってきたチャンスは、確実につかみ取る
- より良いチャンスをつかむため、環境を変える(異動、転職など)
- 自らチャンスを作り出せる状況があれば、実際に作ってみる。
自らチャンスを作り、それを引き寄せるべく、能動的に行動すること。
前向きに行動を続ける
- 失敗することがあっても、その失敗を次につなげて努力し続ける
- 失敗しないよう、リスク防止策を考え、いざという時に備える
- 結果が見えづらい場合でも、行動を続ける
- やりたい仕事がないか、周囲に聞く、探す。
自己アピールをする
- 自分の仕事を、他人にも理解してもらう
- やる気を持っていることを、他人に感じてもらう
- 仕事の様子や成果物などを、積極的に他人に見せる
- ブログやプレゼンテーションなどの場で、自分の意見や考え方を伝える
学ぶ体質
学ぶ姿勢に関して、人は以下の3つに大別できる。
- 自分で経験しても学べない人
- 自分の経験から学べる人
- 他人の経験からでも学べる人
下に行くほど、加速度的に成長できる人と言える。
相談されない上司は、信頼されていない証拠
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090602/331172/
こちらの記事に、このような一節があります。
ビジネスマンの基本行動「ほう・れん・そう」、つまり報告・連絡・相談のうち、報告の相手は上司だと決まっており、連絡の相手は関係者を網羅すると決まっています。しかし、相談だけは自分で相手を選べます。
レベルの低い上司が「なんで相談しなかったんだ」と怒鳴る場面をよく見かけますが、相談する側に相手を選ぶ自由があるわけで、相談されなかった事実、つまり部下からあまり尊敬・敬愛されていない事実を暴露しているだけじゃないかと思うことがあります。
上司と部下の関係に限らず、取引先関係、家族関係、友人関係、恋人関係などにも言えます。
相談されない人は、信頼されていない証拠。
逆に信頼されている人は、相談をよく持ちかけられるはずです。
キャリアアップの努力
将来が見えないIT技術者、6割強が「キャリアアップの努力せず」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110510/360166/
この記事では、将来のキャリアに不安を持つ人とそうでない人との間で、キャリアアップに対する意識に差があることを述べています。
自身のキャリアに不安がある人は、どうすればキャリアアップできるのかがわからないために、行動を起こせない傾向があるようです。
自らのキャリアプランを立て、将来の目標も見据え、どのようなスキルを身につければよいかを理解していくことが大切です。
そのプランを立てられていない人に対しては、人事の方、現場の先輩も協力して、組織の人材育成に関わっていくことも重要だと考えています。
評価されるために
実力を見せる・評価してもらう
- 「自分には実力がある」と、思っているだけでは、ただの思い込み。
- 実力は発揮しなければ、誰の目にも触れず、評価もされない。
- 自信の備わってるのは「能力」。他人に評価されて初めて「実力」
- 実力を評価してくれるのは自分ではなく他人。他人の心を変えるまで、実力を出し続けること。
ダメ評価にならないコツ
ダメ評価を得ないためのポイントについて記述されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20091126/341171/
一部を引用、要約すると、ダメ評価にならないポイントは次のとおりです。
- 「よい仕事」と「ダメな仕事」を繰り返す不安定な人よりも,「ダメな仕事」を絶対しない人のほうが,安定的に仕事をうまく完了できる可能性が高い。
- 自分の会社でしか通用しない能力より、どの会社でも通用する能力を身につけるほうがよい。そのためには、誰からも評価されるための評価基準を理解し、スキルアップをしなければならない。
- よい評価を得るコツは、ダメなところを見せないこと。どれだけよい仕事をしていても、信用を落としたり人間性を疑われるようなことを一度でもしてしまうと、評価が下がってしまい台無しになる。
ダメなところを見せてしまうことは、あっさり評価を下げてしまうほどの強い影響力を持っている。
クレーム対応
クレーム対応のポイントは、「問題を解決すること」よりも「クレームを発した人を冷静にさせること」です。
問題を解消することも重要ですが、クレーム発信者の心情を理解し、お詫びをきちんとして相手の気持ちを収めることを優先的に考えるほうがうまくいくことが多いです。
そのあとで事実確認をし、解決策を提示していきます。相手が冷静であれば、問題も解決しやすくなります。
また、クレーム対応にあたっては、当事者意識を持つことが大事です。
自分は関係ないという「責任逃れ」の態度を取ると、問題を解決する気がないと相手は受け取ってしまいます。最近のニュース番組を見ても、当事者が「問題に目を向けていない」「当事者なのに解決する気がない」と感じるニュースもたくさんありますが、そのような結果を生んではいけません。
相手の話にしっかり耳を傾ける姿勢を持ち、問題にもきちんと向き合って、相手との相互理解に努めることがポイントです。
交渉力
「自分 VS 相手」の構図を作るよりも、「自分と相手 VS 問題」という構図を作って解決していくとよい。
成功するキャリアアップ法
MBA講座:成功する「初期キャリア」について考える(後編)
今回も入社から数年間におけるキャリアのスタート時期に焦点をあてて、この時期の重要なキャリア上の課題とは何かを探っていきます。
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