生活便利情報館

普段の生活を、もう一歩快適で便利にするワンポイント

 

肌の手入れ

日焼け止め

紫外線の種類と、肌に及ぼす影響

肌に影響を及ぼす紫外線には2種類があり、波長の長いA波と、波長の短いB波がある。
A波は、肌の奥まで浸透する。その結果、肌の色を黒くしたり(シミ)、しわの原因となる。
B波は、肌の表面の細胞を傷つけ、ヒリヒリと炎を引き起こす。

また、A波のほうは、雲やガラスを通り抜けてしまう性質があるため、曇っていたり室内にいても油断は禁物である。

日焼け止めの効能

日焼け止めの性能を表す表示として、PAとSPFがある。

PAは、A波を防ぐ性能を表す。
プラス3が最も効能が高く、プラスの数で効果の強さを表しており、効果が強いほど、肌が黒くなる作用を抑えることができる。

SPFは、B波を防ぐ性能を表す。
SPFの値は、日焼けが始まるまでの時間を何倍引き延ばせるか、を表した値である。
たとえば、日焼け止めを塗らない状態であれば10分で日焼けしてしまう人の場合、SPF50の日焼け止めを塗ると、日焼け開始の時間が10分x50倍=500分にまで延ばせるということになる。
SPFの値は国際的にも共通であり、海外でもSPFの値は目安となる。

日焼けのしやすさには個人差があり、塗る量、塗り方、使用条件によって効果も変わる。
水に強いタイプの日焼け止めを使用していた場合でも、2〜3時間おきに塗りなおすのが望ましい。

結果的に日焼けをしてしまい、肌が赤くなった場合は、すぐに冷やすのが効果的。

スキンケア

体の洗い方

ライオンの調査によると、ここ1年で20〜30代の女性で、入浴時にスポンジやタオルを使わず手で体を洗う人が20%ほど増えているのだそうです。
手で体を洗うようになってから、乾燥が気にならなくなったという人も多いそうです。

実際、スポンジやタオルで体を強くこすると、乾燥肌の原因になったりかゆみが増す原因にもなると言われています。
また、若いうちは大丈夫でも、その影響が数年、十数年たってからあらわれることもあるそうです。

お肌のためには、小さな子供のうちから、肌に強い刺激を与えない体の洗い方を実践するのがよいようです。歳をとってからでも、肌を強くこすらない洗い方に切り替えることで、お肌の状態が改善されることもあります。

顔の洗い方

洗顔料はぬるま湯でしっかり泡立てる。泡の量が多いと、肌を傷つけない。

顔を洗う時、ゴシゴシ洗わない。泡の吸着力によって、汚れの大半は落ちる。

洗い終わった後の肌は、バリアとなる皮脂膜が取り除かれ、無防備な状態になっている。タオルで顔をごしごしこすると、肌を傷つける原因に。
吸水性の高いタオルを顔にぽんぽんと当てる感覚で水気をとる。

その他

寝る前にコップ1杯の水を飲むと、水分不足による肌荒れを防ぐことができる。

夜に皮膚の再生が行われるため、夜は早めに寝るのがよい(夜10時〜12時ごろには睡眠に入る)

 


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