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普段の生活を、もう一歩快適で便利にするワンポイント

 

健康

食事・カロリー

炭水化物の量を減らすことについて

主食である炭水化物の量をコントロールする食事管理法は、医療機関での受信や入院を経て専門家の管理下で慎重に実施されたものであり、糖尿病や脂質代謝異常などの治療のための方策。
定期的な検査や投薬、カウンセリングなど総合的な判断のもとに「主食抜き」が実施されて初めて、安全性が確保される。

これらのことを考慮せず、単に体重を減らしたい、細くなりたいという目的で主食を減らしてしまうと、健康上問題が出る。
その一つは、頭脳労働や神経系のエネルギーが糖質に依存しているため、糖質が少ないと疲労感が増幅されてしまう問題。また、糖質は体内で蓄えることができないため、定期的な食事で補わなくてはならない。
二つ目の問題は、主食が少ないと、便秘になりやすい傾向があるということ。
カロリーの調整は、炭水化物だけを取り除いて調整するのではなく、食事全体をバランス減少させることが望ましい。

食中毒

食中毒になると、体内の毒素を排出しようとして、下痢や腹痛、嘔吐などの症状が発生します。
この症状を、無理やり薬で抑えてはいけません。

食中毒の兆候としては、腹痛、下痢、発熱、脱水症状などの症状があります。
これらの症状がみられる場合は、早めに病院へ行くようにしましょう。

噛むことのメリット

噛まずに食べると、消化に時間がかかり満腹感を感じるまでの時間が長くなります。そのため、食べ過ぎて肥満になりやすくなります。肥満の人の約半数は、早食いであるという調査結果もあります。
よく噛んで食べることによって消化をよくし、肥満を防止することもできます。

また、よく噛むことによって、脳の記憶に関する部分である海馬が活発に活動し、記憶力の向上に役立つとも言われています。

疲労

疲労のメカニズム

運動してもしなくても、疲労のメカニズムは同じと考えられている。
運動は筋肉細胞、物事を考えるのは脳細胞の働きであり、細胞が機能するには酸素が必要。負荷がかかる状態、つまり運動したり集中して考えたりすると、体は通常よりも多くの酸素を供給しようとする。そのときに発生する活性酸素が細胞を傷つけ、結果もたらされるのが疲労であると考えられている。
傷ついた細胞は、それを修復する物質の働きにより、休んでいる間に修復されると考えられている。しかし物質の正体はまだ完全に解明されていない。

ただし、疲れにくい体を作ることは可能であり、ジョギングなどのトレーニングを積むと、走ることでは疲れにくくなる。これは細胞修復物質が分泌されやすくなっているということ。一方、最近注目されているのが活性酸素の働きを弱める効果のあるイミダペプチドという物質。人間の体内では合成されにくく、人工的に作るのが難しい物質ですが、鳥の胸肉などに多く含まれているので摂取は可能。

まだナゾの多い疲れのメカニズム。実際には精神的要因なども加わったりするらしい。

疲れに効果的な食品の例

栄養ドリンクみたいなものを飲むと疲れが取れるのは、含有されているカフェインなどの働きで一時的に疲れを感じなくさせているだけ。あくまで根本的な解決ではない。
  • 鳥の胸肉
    • 抗活性酸素物質のイミダペプチドが多く含まれる
  • 梅干し
    • 摂取した栄養をエネルギーに変えることを助けるクエン酸が多く含まれている
  • ブドウ、リンゴ
    • 抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれる
  • 牡蛎
    • 傷ついた筋肉細胞の補修の材料といわれるアミノ酸が多く含まれている

熱中症

熱中症のページを参照してください。

肩こり

肩こりの原因

首の後ろから肩にかけて広がっている「僧帽筋」と呼ばれる筋肉があり、肩から腕を支える役割を持っている筋肉である。
この筋肉が過度に緊張してしまうと、この筋肉を通る血管が収縮して血行が悪くなる。
この状態になってしまうことが「肩がこった」と感じる原因である。

肩こり防止策

  • 姿勢をただす。具体的には、猫背にならず、背筋をしっかり伸ばして座る。
  • じっと座って作業をする時も、 定期的に腕や肩を動かしたり、ストレッチを行う。
  • 日ごろから腕を動かす運動(水泳やダンベルなど)をして、腕や肩の筋肉を丈夫にする。
  • 冷えて血管が収縮するのを防ぐため、肩の部分に布を当てるなどして温める。冬場に限らず、夏場の冷房にも注意。肩の部分にカイロを当てるのも効果的。
    特に、冬の睡眠時は冷えやすいので、蒲団を肩までかけたり肩の部分のみ厚着するなどの対策も。

高血圧

高血圧の基準

血圧は、心臓から血液が送り出される勢いでもあります。
一般的に、最高血圧が140mmHg以上、もしくは最低血圧が90mmHg以上の状態を高血圧といいます。
健康上のリスクを持った高い血圧であるとしています。

高血圧の症状

高血圧になると、慢性的な頭痛やめまい、肩こり、立ちくらみを伴うことがあります。
それだけでなく、血管に傷が生じやすくなったり、その傷がもとで脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などを引き起こすきっかけにもなります。

高血圧は、狭心症、脳出血、脳梗塞という合併症を引き起こす最大のリスクであるともいわれています。

高血圧の原因

  • 血液量が増える。
    塩分をとりすぎると、血液中のナトリウムの濃度を抑えるため、血液中の水分量が増えるため、心臓から押し出される血液の勢いが強くなり、血圧が上がる。
  • 血管の収縮。
    ストレスや喫煙などの影響で血管が収縮すると、細い血管を血液が流れることになり、血圧が上がってしまう。
  • 喫煙
    ニコチンにより血管が収縮するために、血圧が上がってしまいます。

血圧を下げるポイント

  • 食塩の摂取を控える。1日当たり6g未満に抑えます。
    塩分を取りすぎないようにするため、しょうゆの量を減らす、スープの濃い部分は飲まないなどの心がけで、普段の食事の塩分量を減らすことができます。
  • 野菜や果物、魚料理が中心の食事に切り替える。
  • 太りすぎの人は、健康を損なわない範囲でダイエットをし、体重を下げる。
    BMIが25以上が肥満とされるため、この値を下回るよう食生活や運動量を見直します。
  • 毎日適度な運動をする。1日8000歩歩くことを目安に。
  • お酒の摂取を最大限減らす(そもそも飲まないのがよい)
  • たばこをやめる

また、普段から血圧を測定していると、自己管理意識が高まり、早期発見につながります。

失神

失神が発生する理由

脳への血液の流れが一時的に低下することにより、突然意識を失ってしまう。
数分で意識が戻ることが多いので軽く考えがちだが、心臓病など命にかかわる病気が関係している可能性もある。

失神になるきっかけ

立ち続けていた状況から、座ったり姿勢を変更した拍子に失神になることがある。
高齢者は、食後に発生するケースもある。

失神後の検診

一般的には、横になって1〜2分ほどたてば意識は回復する。
しかし、内臓の内出血、子宮外妊娠、脳梗塞、心臓の疾患によって失神が引き起こされることもある。そのため、失神になった後は、念のため医療機関で受診したほうがよい。

腰痛

ぎっくり腰など急性の腰痛は、捻挫の一種なので、冷やすとよい。温めると痛みが増してしまう。
一方、慢性的な腰痛の場合は、筋肉をほぐすために温めるのがよい。

ぎっくり腰

ぎっくり腰の症状と原因

ぎっくり腰は、正式な病名ではなく、急激に起こる腰痛の総称です。
腰痛の原因は、椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)であったり、過剰な筋肉痛など、人によってさまざまです。
多くの場合、重い物を持ち上げるなどして腰に負担がかかり、腰の付近の筋肉などを損傷、捻挫してしまったことが原因と言われています。

ぎっくり腰は、重労働をしている人だけでなく、デスクワークをしている人にも発生します。
ずっと同じ姿勢で座っていると、腰の血液循環が悪くなり、腰の筋肉が炎症を起こしやすくなるためです。

ぎっくり腰の治療法

ぎっくり腰を早く治す方法は、安静と冷却です。

まず、腰を曲げたりうつぶせになるなど、自分が楽になる姿勢で横になります。
そして、痛みを感じる腰の部分を氷で冷やします。
冷やしっぱなしにせず、冷やす時間30分、冷やさない時間2時間、というように交互に行います。

腰のマッサージやストレッチは逆効果になります。同じく入浴も避けたほうがよいです。
ぎっくり腰は腰の炎症であるため、温めることが逆効果になるからです。

心配な場合は病院へ行き、腰を固定するコルセットで治療をすると効果的です。

ぎっくり腰の防止法

腰の筋力をつけることで、ぎっくり腰の防止になります。
腹筋や背筋運動でも効果があります。

椅子に座っているときも、座りっぱなしにならず、定期的に立ち上がったり歩いたりストレッチをするなどします。

重いものを運ぶ時も、不用意に中腰にはならないようにします。
深く腰を下ろした状態から、背筋をまっすぐにして、ひざの曲げ伸ばしでものを持ち上げるようにすることで、ぎっくり腰を防ぐことができます。

カルシウムの摂取

年を取ってから骨粗しょう症になるのを防ぐには、若いうちからカルシウムを採るのがよいです。おおよそ10歳までの間にカルシウムを多く撮ると、骨の量が高くなるという調査結果もあります。
丈夫な骨を作るには、牛乳を飲むのが効果的だが、牛乳と一緒に果物も食べるとよいです。果物に含まれるクエン酸やリンゴ酸が、カルシウムの骨への沈着を促進してくれるからです。その結果、丈夫な骨ができるのです。
骨は夜に作られるため、夕方にカルシウムを摂取するのが効果的です。

骨の健康

小学生

体の成長とともに、骨が伸びる時期。
適度な運動が骨の成長につながるので、外遊びを積極的にするとよい。
骨の成長のためには、必ず朝食をとり、乳製品を積極的に食べるようにする。
食べ物の好き嫌いをせず、規則正しい生活習慣を身に着けること。

中学生、高校生

骨量が増える時期。
乳製品を継続的に摂取するとともに、朝食を抜かない食生活を心がけることが重要。
無理なダイエットはせず健康を保ち、適度な運動も必要な時期。

20代

骨は増えもせず減りもせず、安定する時期。
カルシウムが不足しないよう、規則正しい食生活をすること。
また、適度な運動も必要。無理なダイエットも禁物。

30代〜40代

少しずつ骨密度が減少していく時期。
十分な栄養を取り、乳製品も積極的に摂るよう心掛けることが大切。
適度な運動も必要だが、時間が取れない場合はいつもより多く歩くことを意識した生活を心がけること。

50代以降

骨密度の減少が加速される時期。何も対策をしなければ急激に骨の老化が始まる。
骨密度が低くなると、転倒などで骨折しやすくなるので注意が必要。
毎日乳製品を取り、バランスの良い食事を心がけることが大切。

歯石

歯石は、歯垢(歯の汚れと細菌)と唾液中のカルシウムが結合し、硬くなったもの。
歯石は、歯周病進行の原因となる。
歯石を自分で取るための機械も売られているが、歯科医院で除去してもらうのが望ましい。

歯石の付着はどんどん進行し、歯の表面から歯周ポケットの深いところまで進行することもある。
歯周ポケットの深いところまで進行すると、歯石の除去に痛みや出血を伴うこともあり、ひどい場合には除去ができなくなる場合もある。
そのため、歯石は早めに除去すべきであり、定期的な歯の検診をしておくことが望ましい。

下剤の効果

飲んで1時間後:トイレに行きたくなる気がするが、まだ出ない。
飲んで1時間半後:なんとなくおなかがムズムズするが、まだ出ない。
飲んで2時間後:トイレに行きたくなって、出る。

 


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