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注文住宅

注文住宅の基礎知識

工事契約の注意点

見積金額として、坪当たり●●万円といった内容よりも、具体的な工事や材料の金額を見積もりに入れてもらうことが重要。
材料の寸法や品質、数量なども明記してあるほうがよい。
特に工事に関しては、料金に何が含まれていて何が含まれていないのかをはっきりさせておく。
また、これらを明記した契約書を取り交わすことも重要。

工事の内容が変更になったら、再度見積もりを取り、工事契約を進める。
工事の内容があいまいなままだと、後でトラブルになることもある。

設計士

木造住宅の場合、床面積が100平方メートルを超えるものは、1級、2級建築士または木造建築士でなければ設計できない。
したがって建築確認申請や請負契約における書面などは、これらの建築士が書いたものであり、かつ設計者の記名と捺印がなされたものでなくてはならない。

一方、100平方メートル以下の物件で2階建て以下の場合には、このような資格は必ずしも必要ではない。
資格のない人の設計や建築確認申請でも問題はない。

住宅建築の際の、第三者によるチェック

建物完成後に行う簡易的な検査は、5〜10万円くらい。
着工から完成まで定期的に検査を行う場合は、100〜150万円くらいになることも。
その間、30回ほど現場をチェックするそうです。

チェックをしないことにより欠陥が見逃され、結果300万円の値下がりになった、という事態になることを考えれば、
長持ちする家を建てる、また品質を維持し続けるために必要な費用と考えることもできるかもしれません。

 

 


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