普段の生活を、もう一歩快適で便利にするワンポイント
お酒関連アルコールの上手な付き合い方アルコールを分解する条件摂取したアルコールを分解するには、水分と糖分が必要。 空腹の状態でたくさん飲まない胃の中に消化物がないため、アルコールが早く回ってしまう。 食べながら飲むチーズや牛乳など、たんぱく質と脂肪分をを多く含む食品を食べるとよい。脂肪分はアルコールの吸収を遅らせる効果が、たんぱく質には肝臓の働きを早める効果があるためである。 飲み始めたら、アルコールの分解を促進してくれる糖分を多く摂取するとよい。果物やチョコレート、ケーキなど。 アルコール飲料とは別に水分をとるアルコールの分解には、水が必要。 飲んだ翌日に運動しない飲んだ翌日は、アルコール分解のため肝臓が働いている。 また、アルコールの分解により肝臓の機能が低下する。それを補うためにたんぱく質を摂取すれば、肝臓の疲労回復にもつながる。 日本酒に関する用語、知識精米歩合日本酒はお米を発酵して作るのだが、玄米をそのまま使うのではなく、玄米を幾分か削ったお米を発酵する。玄米から削られた残りのお米の割合を精米歩合という。 たとえば、玄米を重さで換算して10%削れば、精米歩合は90%ということになる。 精米歩合が小さいほど、雑味がなく香り高いお酒となるが、その分お米を削るのに高い技術が求められる。小さい精米歩合の大吟醸酒などを作るに当たっては、コンピュータ制御でお米を削ったりもしている。 精米歩合が小さいと、原料となる玄米を大量に削ることになるため、お酒の量に対して必要となるお米の量も多くなる。 ちなみに、食用白米の精米歩合は93%程度である。 醸造アルコール食用に用いられるアルコールのことで、日本酒の品質を調整するために用いられる。 1つ目の理由は、香りの調整。香りの成分は水に溶けにくいため、香りが重視される吟醸酒などでは醸造アルコールが加えられている。 2つ目の理由は味を良くするためである。醸造アルコールを加えることで、味をまろやかにしたり、後味に変化をつけることができる。 3つ目の理由は、お酒の増量である。容量を水増しするためという理由で、醸造アルコールを加えられているお酒もあるとか・・・。 米こうじ蒸したお米に、こうじ菌(カビの一種)をかけて繁殖させたもの。 日本酒の種類(特定酒)純米酒米、米こうじ、水だけを原料としたお酒。お米は高い格付けを持つものであり、製造過程で使用する米こうじの重量は、お米の重量に対して15%以上必要とされている。 特別純米酒精米歩合が60%以下の純米酒のこと。 吟醸酒精米歩合が60%以下のお酒。 純米吟醸酒「吟醸酒」とほぼ同じだが、醸造アルコールを原料に含まないものを指す。 大吟醸酒精米歩合を50%以下にした、吟醸酒のこと。 純米大吟醸酒精米歩合を50%以下にした、純米吟醸酒のこと。 本醸造酒アルコール添加量が少なく(使用する白米1トンに対して120リットル以下と規定)、糖類などを添加していないお酒。 特別本醸造酒精米歩合が60%以下の本醸造酒のこと。 普通酒上記のいずれにも分類されないお酒のこと。 日本酒の種類(特定酒以外の分類)合成清酒米を発酵させて作ったお酒ではなく、アルコールに糖類、アミノ酸などを加え、清酒っぽい味にしたアルコール飲料のこと。 三倍増醸清酒(三増酒)米を発酵させて作ったお酒ではなく、もろみ、醸造アルコール、糖類、酸味料、グルタミン酸ソーダを混ぜて作った液体に、アルコールや清酒を加えた飲料。 料理酒 厳密な定義はないが、飲料用ではなく調理用に使う日本酒。 生酒(なまざけ)通常、日本酒は製造〜出荷までの過程で2回加熱処理が行われる。その加熱処理を行わないのが生酒である。一般的には、加熱処理を行うことで酵素の働きを止める。なぜなら出荷後も酵素が生きていれば、お酒の品質が劣化してしまうからである。 生酒は独特の爽快な飲み口、風味、香りがあるとされている。 生貯蔵酒、生詰酒日本酒は、通常2回加熱処理を行うが、1回しか加熱処理を行わないお酒を生貯蔵酒、生詰酒と呼ぶ。生貯蔵酒と生詰酒の違いは、加熱処理を行うタイミングの違いである。 日本酒の評価尺度日本酒度数値が高いほど辛口、数値が低いほど甘口になる傾向がある。一般的な日本酒の日本酒度は、+3〜+5程度といわれている。 したがって、日本酒度と辛さとの関係を厳密に規定したものではなく、例え同じ日本酒度であってもお酒によって多少なりとも甘さ/辛さに違いはある。 酸度数値が高いほどさっぱりした味わい、辛口な味になり、小さいほどしっかりとした味わいになるといわれている。 その他日本酒について保存封を開けていないものなら、1年近くは味が変わらないとされている。 一度開封したお酒は、冷蔵庫で保存すること。
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