マンション
分譲マンション
総会
マンションの決まりを変えたい場合は、総会で話し合い賛成を得る必要がある。
法律では、所有者の5分の1以上の要望があった場合は、必ず総会で話し合わなければならないことになっている。
そのため、要望を総会で話し合ってほしい場合は、同じマンションに住んでいる人の賛成を集めることが大切。
床下の配管
マンションの床下の配管は、一般的に共用部分ではなく、専有部分とみなされています。
配管に何か問題があった場合には、マンションの区分所有者がその責任で修正する必要があります。
また、この部分が専有部分であるということは、マンションのリフォームをするとき、配管部分もリフォームできる対象になるということです。
超高層マンション
メリットとデメリット
メリット
- 人気が高く(特に富裕層に)、値崩れしにくい。
- 昼も夜も、窓からの眺めが素晴らしい。
- 周りに視界を遮るものがほとんどないため、日当たりが良く、風通しも良い。
例え北向きの部屋であっても、一般のマンションよりは明るい。
- 最近の超高層マンションでは、防犯のための設備が整っている。
- 総戸数が多いため、共用設備も充実しているケースが多い。
(宅配ロッカー、24時間管理警備、お店などの施設の充実)
- その高さで目立つためから、初めて来る人も分かりやすい。
デメリット
- 高いところが苦手な人にとっては、落ち着かない空間。
- 一般的に、10階以上になると、他の同様の条件を持つ物件に比べ、価格が割高になる。
特に、最上階に近い階層では相当に高くなるケースもある。
- 階層が高くなるほど、風の影響を強く受ける。
ベランダに置いたものが飛ばされたり落下するなどして、問題が発生してしまうケースもある。
マンション内にも風が通っていれば、玄関のドアをあけるのにも苦労することもある。
- 地震発生時などは、簡単に地上に降りられなくなる。
エレベータが止まれば、上層階ほど心理的不安が大きくなる。
- マンションの入り口から玄関のドアまでの移動時間が、相当かかる場合もある。
朝の出勤時間帯など、エレベーターが各駅停車状態になると、マンションを出るまででも5分以上かかることもある。
- 地上に下りるまでに「移動距離」と「移動時間」がかかることから、外出がおっくうになる心理状況にもなる。これと関連してか、高層階の人ほど人付き合いが少ない、子供の成長(自立)が遅れる、生活満足度が低い、孤立しがち、うつになりがち、という調査結果もある。
そういった状況からの影響により、健康面で問題を抱えがちになるとも考えられている。
- 音は地上から空に向かっても届く性質もあるため、、周囲360度から発生される音がよく聞こえ、騒音が大きくなる。
- 大きな地震でも倒壊しないよう設計されているが、高層階になるほど揺れやすくなる。そのため、家具などは固定しておくのが望ましい。
- 災害時にライフラインが寸断されると、なにもできなくなってしまうため、地上で暮らす人に比べて不便な生活を強いられる。
上記メリットとデメリットは、すべての高層マンションについて当てはまるわけではないことも、認識しておく必要がある。
高層マンションの購入を検討する場合は、できるだけ多面的に客観的に情報を収集/分析し、納得してから購入するに越したことはない。
高層マンションと税金の関係
高層マンションにおいて、物件価格は高層階では高く、低層階では安く設定されています。
しかし固定資産税評価額は、高層階と低層階とでは1平米あたりで同じ金額です。
そのため、固定資産税は、同じ土地の上の建物であれば、階数に関係なく床面積で計算されます。
また、相続時の評価額も固定資産税評価額を用いるので、その評価額も階数に関係なく床面積で計算されます。
高層階の物件の場合は、多くの場合、物件の購入額に比べて相続時の評価額がかなり小さくなります。そのため、高層階の物件は、相続税対策として有効な物件といえます。
- 本コンテンツの内容は、信頼できると判断した情報をもとに作成していますが、情報の正確性、完全性を保障するものではありません。
- 本コンテンツの内容に誤りがあった場合、その責は負いかねます。
- 本コンテンツの内容は、執筆時点のものです。将来にわたって内容を保証するものではありません。
- 本コンテンツの内容は、適宜見直し、予告なく修正、削除を行います。
|