生活便利情報館

普段の生活を、もう一歩快適で便利にするワンポイント

 

家の選び方

持家・賃貸の、メリット・デメリット

  賃貸 持家
引っ越し

気軽にできる。
転勤、転校に対応しやすい。

×

引っ越しを繰り返すと金銭的負担が大きく、
簡単には引っ越せない。

ライフスタイルの
変化への対応

家族が増えたなどの場合に、気軽に
違う間取りの物件に引っ越せる。

×

ライフスタイルが変わっても、基本的には
同じ間取りの住まいで我慢する必要が
ある。リフォームで対応することも可能
だが、リフォームのつど費用がかかる。

建物・設備の
維持管理
(水道、エアコン、
給湯など)

費用は大家さんが負担。ただし、
一部の消耗品は入居者負担。
設備の変更には大家の許可が必要
だったり、不可であるケースもある。

×

すべて自己負担。
ただし、自分の好きな設備を設置する
ことができる。

家計破たんのリスク

毎月の家賃が払えれば問題なく、
家計破たんのリスクは小さい。

×

住宅ローンを借りた場合は、多大な負債を
抱えた状況となる。
家を売却しても、ローンが残る恐れがある。

自然災害へのリスク

万一、災害に見舞われても、新たな
物件を探し、移り住めばよい。

×

災害などで家が損壊した場合、修繕費が
必要となる。
最悪の場合で家を失った場合、保険金が
下りたとしても、ローンを清算できるとは
限らない。

資産価値

家賃を払っても、資産は手に入らず、家賃は
掛け捨てとなる。
しかし資産として持たないため、
資産価値低下のリスクはない。

自己の所有物となる。
資産として手に入るが、建物は
時が経つにつれ価値が下がる。

将来の物件の確保

老後は、入居を拒否される可能性も
ある。高齢者は入居先探しに苦労
するケースもある。

ローンを完済すれば永住の住処となる。

間取り変更・改装

×

一切不可。

自由に行える。

居住性能・
設備のグレード

ある程度一般的な仕様のものになる。

賃貸にはない高機能な設備も用意が可能。
自分の好みに合わせて、設備を購入したり
組み合わせることもできる。

国、自治体の補助

×

基本的にはないが、一部の自治体
では、独自の家賃補助制度がある
場合も。

住宅ローン控除や、相続における税制優遇
の恩恵を受けることができる。
全国どの物件でも適用される。

マンション・一戸建てのメリット・デメリット

  マンション 一戸建て
セキュリティ

防犯性能の高い設備が用意されている。
部屋への侵入経路は入口、ベランダなどに
限られている。

×

窓がいくつもあり、部外者が侵入しやすい。
防犯性能を高めるためには、それなりの
お金をかけねばならない。

足腰が弱い人
への対応

階段がなくワンフロアなため、足が不自由
であっても対応しやすい。
エレベーターもあり、階段を避けた生活も
できる。

×

一般的な戸建て住宅には階段があり、
その上り下りに不便を感じる。

ゴミ出し

ゴミ置き場が整備されており、管理も
なされる。

×

自宅前がごみ置き場に指定される場合も
ある。

眺望

高層階では見晴らしがよいが、しばらく住めば
飽きてしまうことも。また、マンション密集地
では眺望がよくない場合もある。

×

窓を開ければ、お隣さんの家の中が見える
ことも。

耐震性

一般的には、戸建て住宅に比べて強い
耐震性を持っている。

×

一般的には、マンションより耐震性は低く
なる。耐震性が高い家を建てることも可能
だが、金銭面で割高になる。

メンテナンス性

管理組合が代行して行ってくれる。

×

定期的なメンテナンスや修繕は、自己管理の
もとで行う必要がある。 また、全額自己負担
にて対応しなければならない。

断熱性

戸建てに比べて、高気密高断熱性が高い。
とはいっても、それなりに外気の影響を受ける。

×

木造家屋が多いこと、また外気に触れる面積が
大きいため、外気の温度に左右されやすい。

駅までの距離

マンションは駅前などに多く建てられており、
交通の利便性は高い。

×

駅近くに空いている土地を見つけるのは困難。
駅から遠い場所、車が必要な地域になりがち。

ランニングコスト

×

管理費、修繕積立金などのランニングコストが
別途かかる。

毎月のランニングコストは不要だが、修繕に
そなえて計画的な貯蓄は必要。
ただし、自ら丁寧に管理すれば、ランニング
コストは大幅に抑えることもできる。

騒音

×

上下左右の会に住む人の音は聞こえやすい。
音に関する近隣トラブルも数多い。

隣人の音のトラブルは少なく、子供が家の中を
走り回っても、他人には迷惑をかけない。
また、家全体に防音効果を持たせる設備を
用意することもできる。

管理組合の
わずらわしさ

×

管理組合に煩わしさを感じる人は多いが、
マンションに住む以上避けられない。
また、管理上の規則も厳しめ。

管理組合の煩わしさはない。

資産性

×

一般的には、金銭的資産性は年の経過に
伴い減少し、20年近くたつと大幅に減少する。
ただし、入居希望者が多い地区では、
値下がりのリスクは小さくなるが、物件価格
が高めになる。

土地があるため、ある程度の資産価値は
保持される。
建物の資産価値は、マンション同様に
20年も経てば大幅に減少する。

採光・通風

×

窓の設置場所にはある程度の制約がある。
高層階ほど採光がよくなる傾向があるが、
風が強くなるため窓を開けづらい場合もある。

マンションに比べて窓が多いため、採光や
通風の面では有利。

庭などの敷地

×

自分専用の庭などを作るための敷地はない。

敷地内に、自分専用の庭や駐車場を用意できる。

ペット

×

管理規約などでペットの飼育が制限されて
いる場合がある。

自由にペットを飼うことができる。

建て替え、
リフォーム

建て替えやリフォームは不可能ではないが、
建築上の制約があったり、管理組合との
協議が必要な場合もある。

建て替えやリフォームが容易に行える。

新築・中古のメリット・デメリット

  新築 中古
きれいさ・
設備グレード

新築物件なので、当然きれい。
最新設備が整っていることもある。
新しいものに対する満足感も得られる。

×

既に使用されているため、きれいでない場合が
多い。築年数がたっているほど、設備のグレード
は低くなりがち。

耐用年数

年々建築基準も厳しくなっているため、
長持ちする住まいを手に入れられる。
10年間の品質保証の対象にもなる。

×

耐用年数は一般的に短く、耐震性も低いケースが
多い。
建物も傷みやすく、建て替えが生じるのが早い。
10年間の品質保証の対象とはならない。

瑕疵による
トラブル

きちんとした設計、施行を行っていれば、
一般的にはあまり発生しない。

×

住んだ後に、さまざまな瑕疵が発見される
場合がある。

ローンの
借りやすさ

ローンは借りやすい。

×

ローンは借りづらい。
借りられても、返済期限が短い場合も。

税制の優遇

様々な税制優遇策を受けられる。

×

築年数によっては受けられる場合もあるが、
一般的には新築に比べて優遇策は少ない。

近隣 トラブル

一般的に少ない。

×

近隣トラブルによって、物件が明け渡しになった
可能性もある。
その場合、お隣さんは難ありの人かもしれない。

仲介手数料

一般的には、かからない。
不動産業者が仲介に入っていればかかる。

×

一般的には、仲介手数料の支払いが発生する。

価格

×

中古に比べて割高。

新築より2割以上安い場合も多い。
築年数がたっているほど、新築に比べて割安。

現物の確認

×

人気物件などは、完成前のモデルハウスを
見ての契約になる。
その場合、現物を見たとき事前に思ったのと
違った、と感じる可能性はある。
特に、窓からの景色は大きく異なる可能性
もある。

物件の現物を確認したうえで、購入できる。
設備や周りの環境、近隣の人間関係を事前に
確認できる。

立地条件の
選択の幅

×

立地条件にこだわると、価格が高く
なりがち。

同じ価格帯でも新築住宅よりも立地のよい
ところを選べる。

一戸建てとマンションの比較

【参考記事】
一戸建て住宅とマンションのランニングコストを検証!――長期で見るとどちらがおトクなのか

どちらがお得か・・・結局は結論の出ないテーマなのですが、関心をお持ちの人も多い話です。
賃貸と購入でどちらがお得か・・・という話題も同じですね。

こういった比較記事を参考にする場合は、以下の観点をもって記事を読みましょう。

  • 前提条件が妥当かどうか
  • どちらかに有利になるようなバイアスがかかっていないか
  • 計算過程が誤っていないか
  • その結論が、自分自身の価値観とマッチしているか
  • 記事に書かれていない重要な点を、自分の頭で補っているかどうか

FPが書いている記事であっても、おや?と思うおかしな内容が盛り込まれていることがよくあります。
単に記事の結論をうのみにせず、自分自身の価値判断をもって結論を出せるようになるのが望ましいですね。そのためには、不動産について勉強をする姿勢を持つことも大切です。

老後は都会、田舎、施設のどこで暮らすのがよいか

都会のメリット

アクセスが便利。病院、買い物に行くのに便利。
様々な娯楽施設も多い。

都会のデメリット

住民間でのトラブルが多い。物価が高い。
町中に階段が多いため、足腰が弱くなると意外と行動範囲が狭くなる。

田舎のメリット

のどかな環境で暮らせる。毎月の生活費も少ない。
自然もいっぱいで、のんびりと暮らせる。

田舎のデメリット

スーパーや病院が近くにないので不便。
大雪、台風などの大きな自然災害が発生するとたいへん。

施設のメリット

お年寄りが暮らしやすい環境が整っている。
親族に介護をしてもらわなくてよくなる(親族に気を遣わなくて済む)
何かあったときに、すぐ助けを呼べる環境が整っている。
施設の近くには、病院やスーパーなどもそろっていることが多い。

施設のデメリット

入居者に対する扱いが悪いなど、悪質な施設も少なからず存在する。
入居費用が高い。退去してもその費用はほとんど帰ってこない場合がある。

住みたい街・住んでよかった街ランキング 関東版

角川マーケティングの調査結果。

順位 角川マーケティング
による調査結果
リクルートによる
調査結果
住みたい街
ランキング
住んでよかった街
ランキング
住みたい街
ランキング
住んでよかった街
ランキング
1位 吉祥寺 中野 吉祥寺 吉祥寺
2位 下北沢 高円寺 横浜 横浜
3位 恵比寿 吉祥寺 自由が丘 川崎
4位 自由が丘 池袋 鎌倉 三鷹
5位 新宿 ねりま 二子玉川 中野
6位 池袋 新宿 新宿 大宮
7位 浅草 三軒茶屋 恵比寿 国立
8位 中目黒 葛西 池袋 荻窪
9位 代官山 目黒 下北沢 高円寺
10位 中野 立川 大宮 府中

 

 


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